【ライフプランのお悩み相談#2】家計見直しをしたいのですが、どこから見直せばいいですか?

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ライフプランのお悩み相談

将来のために家計を改善して貯金を増やしたいけど、どこから手をつけていいかわからないと悩んでいませんか?

電気をこまめに消すなど、節約を頑張ってみても、なかなか続かないですよね。

ただ節約を頑張っても、生活の満足度が下がってしまうこともあるでしょう。

家計を見直す場合に、生活満足度を下げず効果的に家計改善するポイントをファイナンシャルプランナーのSが解説します。


相談

相談者様
相談者様

将来のために貯蓄を増やしたいと思っています

これまでも電気をこまめに消したり、友人との交際費を減らすなど、いろいろな節約に取り組んできました

ただ、思いのほか貯蓄は増えず、いつも長続きしませんでした

もっと効果的に、家計を改善する方法を教えてもらえませんか?

2級FP:S
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これまでも、さまざまな節約に取り組んでこられたのですね

ただ、細かな部分や変動費だけを減らしても生活の満足度が下がったり、効果を実感できずに長続きしなかったりします

効果的に家計を改善していく方法を一緒に確認していきましょう

相談者様の状況

✅年齢:27歳

✅家族構成:ひとり暮らし

✅住まい:アパート(2LDK)

✅職業:会社員

✅手取り収入:350万円

✅年間支出:330万円

✅総資産:120万円

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相談者様のおおまかな情報はわかりました

支出額の内訳はどのようになっているのでしょうか

項目支出額(年額)
食費(外食含む)40万円
光熱水費24万円
日用品12万円
衣服・美容25万円
医療費3万円
自動車関連費用25万円
交際費15万円
趣味・娯楽30万円
家賃(共益費等含む)120万円
生命保険・医療保険18万円
通信費18万円
相談者様
相談者様

年によって変動はありますが、おおむねこのような家計になっています

やっぱり食費を抑えたり、趣味・娯楽費に入れている旅行の費用を抑えるしかないですよね

家賃は変えられないですし、生命保険は必要ですし、スマホはキャリアで契約するのが安心ですものね

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家計を改善するには、今までの考えを大きく変える必要がありますね

固定費の見直しで家計が楽になる

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家計を改善する際に見直すべきは、家賃や生命保険、通信費などの固定費ですよ

相談者様
相談者様

え?

無理ですよ!

どれも必要なものなので、見直しする余地はありませんよ

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たしかに家賃などは必要な費用です

ただ、家計を分解して見ていくと、固定費であっても必要以上にお金をかけていたり、不要なものにお金をかけていることがあります

また、以前は改善の余地がなかったものも、新たなサービスの開発などによって改善できるようになる場合があります

相談者様
相談者様

そうなのですか⁉︎

でも、固定費の見直しは、それほど効果があるものなのですか?

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2級FP:S

固定費の中には、大きな支出になっているものがあります

この大きな支出を見直すことが、家計の改善につながっていきます

また、一度見直してしまえば、改善効果は長続きしますよ

相談者様
相談者様

大きな支出でも、見直せて月に数千円くらいではないでしょうか?

それほど大きな効果があるようには感じないのですが…

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2級FP:S

仮に月に5千円の固定費の削減ができれば、年間では6万円の削減になります

この積み重ねが大きな違いになりますし、相談者様の場合、見直せる支出は月に数千円どころではないですよ

通信費を見直そう

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スマホを大手キャリアで契約されていますが、格安SIMに変えてみましょう

相談者様
相談者様

格安SIMは、使うのが少し怖いです

多少高くても、大手キャリアのほうが安心ではないですか?

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大手キャリアと比較すると、多少のデメリットはあるかもしれませんが、それ以上に切り替えるメリットがありますよ

⭕️デメリット

キャリアメールが使えない

時間帯によっては、通信速度が大手キャリアより遅くなることがある

⭕️メリット

大手キャリアより毎月5千円程度安くなる

相談者様
相談者様

通信速度が遅くなるのは気になります

それに、ずっとキャリアメールを使っているので、使えなくなるのは寂しいですね

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キャリアメールが使えなくても、Gmailなどで十二分に対応することができます

通信速度に関しては、つねに遅いというわけではありませんよ

それでも通信速度が気になるようであれば、ドコモのahamo、auのpovoなどを使うという選択肢もありますね

保険を見直そう

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相談者様の場合、保険の見直しも有効です

相談者様
相談者様

保険も金額は大きいですが、必要なものですし、見直す部分はないのではないですか?

2級FP:S
2級FP:S

保険の役割を理解すれば、本当に必要なものかが見えてきますよ

保険は確率低・損失大に備えるもの


相談者様
相談者様

でも、みんな保険には入ってますし、いざというときに不安なので、保険には入っておくほうがいいのではないですか?

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たしかに、保険はいざというときに、生活が破たんしないようにかけておくものです

ただ、なんとなく不安だからかけておくものではありません

そして、相談者様が保険をかける必要があるかを判断する際に、「みんなが保険に入っている」ことは相談者様には関係のない話ですよ

相談者様
相談者様

わたしの場合、なぜ保険の見直しができそうなのですか?

2級FP:S
2級FP:S

生命保険に関しては、仮に相談者様がお亡くなりになったとしても、金銭的に生活が破たんしてしまうご家族がいないためです

また、医療保険に関しては、相談者様が会社員であることと、ある程度の貯蓄があるためですね

相談者様
相談者様

わたしの場合、生命保険は不要ということですか?

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2級FP:S

相談者様の場合は、生命保険は不要です

生命保険が必要な場合というのは、お子様のいるご家庭など、その方が亡くなってしまう場合に、生活が立ち行かない場合です

相談者様の場合、お子様がいるわけではありませんし、死亡後にも支払いが必要な住宅ローン等があるわけではないので、金銭的には損失大にはなりません

公的保障と保有資産でまかなえれば、医療保険は不要

相談者様
相談者様

医療保険も同様に不要ですか?

2級FP:S
2級FP:S

相談者様の場合、医療保険も基本的には不要です

日本の健康保険制度では、手術や入院などの高額な医療費がかかる場合にも、高額療養費などによって公的保険の対象となる負担に上限が設けられているのですよ

高額療養費について⬇️

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/sb3030/r150/

相談者様
相談者様

わたしが加入している社会保険は、病院に3割負担でかかれるだけのものと思っていました

でも、病気などで長期間休職する場合に、収入が減っていくのが不安です

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2級FP:S

その場合にも、社会保険には傷病手当金があるので、会社を休職しても、おおむね給与の3分の2が一定期間保障されます

ただ、生活防衛資金が貯まっていない場合には、都道府県民共済で最低限の医療保険に入ってもいいと思います

傷病手当金について⬇️

傷病手当金 | こんな時に健保 | 全国健康保険協会

使っていないサブスクを解約しよう

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契約しているサブスクの中に、使用していないものや使用頻度の少ないものはありませんか?

相談者様
相談者様

そういえば、それほど使ってないのに、なんとなくそのまま契約しているものがあります

年に何回かは使うので、なんとなく解約がもったいないと感じてしまって…

あと、初月無料で使っていたら、解約を忘れて2か月目から課金されたものもありました

2級FP:S
2級FP:S

相談者様にとって重要ではないもの、満足度の低いものは思い立ったときに解約してしまうといいですよ

相談者様
相談者様

あとから解約しようと思うと忘れてしまって、ズルズルと先延ばしになってしまうので、すぐに解約します

ただ、ときどき使うもので解約したほうがいいのか悩むものがあるのですが、それはどうすればいいのでしょうか?

2級FP:S
2級FP:S

悩んだときは、思い切って1度解約してみましょう

本当に必要なものであれば、また契約すればいいと思いますよ

家賃を見直そう

相談者様
相談者様

家賃を見直すことなんてできるのですか?

2級FP:S
2級FP:S

いくつか方法がありますね

1つは、家賃交渉をすることです

今まで家賃交渉をされたことはありますか?

相談者様
相談者様

家賃交渉をしたことはないです

そもそも交渉できると思っていませんでした

次の更新時期に交渉すればいいでしょうか?

2級FP:S
2級FP:S

更新時期に限らず家賃交渉をすることはできますよ

あくまでお願いベースにはなりますが、うまくいけば家賃を減額してくれる可能性があります

相談者様
相談者様

勇気を出して、家賃交渉をしてみたいと思います

家賃を減額してもらえない場合は、どうすればいいのでしょうか?

2級FP:S
2級FP:S

その場合は、別のアパートを契約して引越すことを検討しましょう

相談者様
相談者様

やはり引越しも検討しないといけないのですね

新しいアパートを契約する際の注意点などはありますか?

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2級FP:S

いくつか注意したいことがありますよ

繁忙期は避ける

複数の仲介業者から相見積もりを取る

周辺の家賃相場をもとに家賃交渉をする

火災保険は業者のおすすめではなく自分で契約する

余計なオプションをつけないようにする

相談者様
相談者様

意外と注意点がありますね

2級FP:S
2級FP:S

これらに注意することで、月々の家賃や契約時の初期費用を抑えることができます

新しいアパートへ引越すには、いろいろと費用はかかりますが、住居費を大きく削ることができれば、家計がだいぶ楽になるはずですよ

電気代は見直さなくてもいい?

相談者様
相談者様

今回は電気代の話はありませんでしたが、安い電力会社などに契約を変えなくてもいいのでしょうか?

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以前であれば、新電力に乗せ替えることで、電気代を抑えることができた人は多くいました

相談者様
相談者様

やっぱり、電気も見直したほうがいいんですね

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2級FP:S

ただ、新電力は市場連動型が多く、原油が高騰すると、削減してきた電気代以上に支払いが発生する可能性があります

電気代に関しては、よほど知識のある人以外は、大手電力会社の規制料金のプランを選ぶのが無難です

そのため、今回の固定費見直しのご案内からは除いています

相談者様
相談者様

わかりました

電気の契約は、そのまま大手の電力会社にしておきたいと思います

まとめ

家計を見直す場合は、固定費を見直そう

スマホ契約の見直しは、格安SIMなどを活用しよう

保険は、低確率・損失大のものにだけかけよう

使わないサブスクは解約しよう

家賃を見直して生活を楽にしよう

相談者様
相談者様

ありがとうございました

時間がかかりそうなものはありますが、できるところから並行して固定費を見直していきます

2級FP:S
2級FP:S

固定費は、1度見直せば効果が続きます

家計が大きく改善できるように、固定費の見直しを頑張ってみてください

貯蓄が増えていくように応援していますよ

ABCash(エービーキャッシュ)

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