いま知っておきたい!金へ投資するメリットデメリット

PR

当サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています。

増やす

株式のインデックス投資を始めたけど、株価の値動きで不安やストレスを抱えていませんか?

最近値上がりしている金(ゴールド)に興味を持っているけど、金に投資するメリットデメリットがわからず、投資の選択肢から外していませんか?

金を上手にポートフォリオに入れれば、リターンをあまり落とさずに資産全体のリスクを減らすこともできるんですよ。

株式投資の値動きに一喜一憂して疲れているあなたへ、二十歳から金投資をしてきた経験のあるファイナンシャルプランナーのSが金投資について解説していきます。

結論

世界中で価値を認識され、金の価値が0になったことがありません

金は、無国籍通貨としてドルの代替資産と位置付けられ、通貨価値の下落に振り回されることなく価値を保ちます。

地球上の金の総量はおおよそ決まっているので、長期的に見れば限られた金資源への需要によって金価格の上昇が期待できます。

また、金単体では株式のような爆発的な価格上昇は見込めず、配当金や利息が付きません。

短期的な値動きリスクもそれなりにあることから、投資の主力にはなり得ませんが、ポートフォリオに金を加えることで、資産全体のリターンを大きく下げずに、リスクを抑える効果があります。

金は、海外通貨を持ちたいけど、どの国にするか選ぶことができない、株式投資だけではストレスが大きいから、リスクを減らしながらもリターンを確保したいという人におすすめの投資資産の1つです。

これらの結論をもとに金投資のメリットデメリットを順番に解説していきますね。

金は価値が0にならない?

金が発見されてから数千年の間、金の価値は0になったことがないとされています。

これは他の資産にはない、唯一無二の強みですね。

金の価値を担保している要因として、希少な金属であることに加えて、金を人工的に作り出すことができないという点も大きく影響しています。

うりちゃん
うりちゃん

今まで価値がなくなったことがないのはすごいね。

2級FP:S
2級FP:S

株式や債権、通貨は、国や会社が破綻すれば価値がなくなってことがあるんだよね。

金は人の手で作り出せないし、さまざまな用途に幅広く利用されて、世界中のどの国でもその価値が認識されているから価値がなくならないんだね。

また、金は世界各国の中央銀行や公的機関が大量に保有し、世界中で常に取引きされているグローバルな資産であるため、貴金属というモノでありながら、通貨としても普遍的な価値を保ち続けています。

うりちゃん
うりちゃん

金には通貨としての価値もあるんだね。

2級FP:S
2級FP:S

金は昔から日本も含めた世界中で通貨としても使われてきた歴史があるからね。

金投資のメリット

各国の通貨は自国の政策や主要国の状況によって、大きくその価値を増減させます。

主要国でも基本的には、年2%程度のインフレを目指し、少しずつ通貨の価値が減少しています。

そんな中、金は通貨に対する価値を保っています。

価値を減少させていく通貨に対して信用があまり持てないのであれば、無国籍通貨と呼ばれる金を保有することで、インフレヘッジとして機能させることができます。

うりちゃん
うりちゃん

お金って少しずつ価値が下がって行ってるんだね。

2級FP:S
2級FP:S

そうだね。

世界ではインフレが続いているし、インフレに苦しんでいる国もあるんだ。

だからこそ、インフレ対策の一つとして、価値が担保されている金は人気があるんだね。

次に、投資資産として金を入れるメリットがあるのかを見ていきます。

金は、単体で見れば、株式などのような爆発的な成長力はなく、配当金や利息の付かない資産です。

でも、アセットアロケーションの一つとして、金をポートフォリオに入れることで、リターンをあまり落とさずにリスクを抑えることができます。

米国株50:金50とS&P500の値動き

リスクを抑えられる要因としては、株式と金には、ほとんど相関性がないことがあげられます。

株式と相関性の低い金を加えることで、資産全体の値動きを緩やかにすることができるんですね。

うりちゃん
うりちゃん

リスクを減らすとなにかメリットがあるの?

2級FP:S
2級FP:S

僕たちは、さまざまなストレスを受けながら生活しているよね。

リスクを減らすことで投資へのストレスが緩和されるから、投資を長期的に継続しやすくなると僕は思っているよ。

投資で大切なことの一つに長期で投資を継続することがあげられます。

でも、多くの人は資産の値動きに耐えられず、数年で投資の舞台から退場してしまう人も少なくありません。

長期的に投資を継続するためには、リスクを減らして投資のストレスを減らすことも大事なんですね。


金投資のデメリット

金は配当金や利息の付かない投資資産です。

株式や債権などのように配当金が出ない分、金単体で見れば投資妙味の少ない資産と言えます。

また、配当金や利息が付かないということは、他の資産のように複利の効果を得ることができません

インフレヘッジとしての効果としても、インフレに負けはしないが勝てもしないという程度にとどまります。

うりちゃん
うりちゃん

配当金や利息が付かないのが大きいってこと?

2級FP:S
2級FP:S

複利は、人間の作った最大の発明と呼ばれるほど大きなものなんだ。

特に長期になればなるほど配当金や利息が付くかどうかは大きな違いになっていくんだよ。

金は安全資産と言われていますが、短期的に見ればそれなりに値動きがあります。

長期的に見れば価格上昇が見込まれる金ですが、短期中期で見れば、1日で100円/g以上値下がりしたり、なかなか価格が上昇しない時期が続くということがあります。

うりちゃん
うりちゃん

安全資産っていうから、現金で持っているのと同じイメージでいたよ。

2級FP:S
2級FP:S

そうだね。

誤解しがちだけど、有事の際にも資産の価値が0にならない、ポートフォリオに加えるとリスクを下げられるという意味では安全資産と言えるけど、値動きで言えば結構激しい時あるから注意が必要だよ。

金投資はどんな人におすすめなの?

通貨の価値を信用していない人

円以外の通貨も持ちたいけど、海外の通貨のどれを選んでいいかわからない、海外の通貨も結局インフレして目減りしていくから信用できないという人にはおすすめです。

うりちゃん
うりちゃん

結局、どんな通貨もいずれはインフレで目減りしちゃうんだよね。

2級FP:S
2級FP:S

だからインフレに負けない通貨が欲しい人には、金がおすすめだと思うよ。

株式インデックス投資の値動きにストレスを感じている人

株式インデックス投資は長期で見れば、価格上昇の期待値は大きい投資手法です。

ただし、それはあくまでも長期的に投資を続けられればという前提の話になります。

株式と現金だけでアセットバランスを調整することはできますが、株式が暴落したり下落局面が続く時には、額面の変わらない現金だけでは不安が大きくなります。

株式が下がっていても、他に上がっている資産があると資産がマイナスになっていたとしても心に余裕が生まれます。

株式と現金だけの調整で、株式の値動きにストレスを感じている人にはおすすめです。

うりちゃん
うりちゃん

金は値動きも大きいけど、株式と一緒に値下がりし続けたりしないの?

2級FP:S
2級FP:S

株式と金の値動きに相関性はほとんどないから、一時的にたまたま似たような値動きをすることもあるかもしれないけど、同じように動くことはほとんどないと思うよ。

2003年に100ドルを投資した場合の20年間の値動き
2級FP:S
2級FP:S

金とS&P500では、ほとんど相関性の無い値動きをしていることがわかるね。

長期間の運用期間を確保できない人

株式投資は、インデックスに連動するファンドへ一括投資なら約15年、積立投資なら約20年で元本割れ確率がほぼほぼゼロになると言われています。

でも、長期の運用期間を確保できない場合、運用年数によって数%〜数十%の元本割れの可能性が発生します。

金をポートフォリオに入れることで、リスクを減らし元本割れリスクを減らすことができるので、5年後や10年後などに資金が必要な人は、金など別の資産クラスをポートフォリオに加えることを検討したいですね。

うりちゃん
うりちゃん

株式投資は長期間で運用しないとダメだと思ってたけど、金を入れることで短い期間でも元本割れの可能性を減らすことができるんだね。

2級FP:S
2級FP:S

絶対元本割れしないとまでは言えないけど、どうしても投資で資金を増やす必要がある人にとってはリスクを減らしていきたいね。

最後に

うりちゃん
うりちゃん

S先生ありがとう!

株式投資のストレスを減らすために、ぼくも金を持つことを考えてみるよ!

そうと決まれば、「猪突猛進!」

2級FP:S
2級FP:S

うりちゃんも自分に合うポートフォリオを見つけてね!

いかがだったでしょうか。

金単体で見れば、株式などより価格上昇の期待値が低く、配当金や金利の付かない金ですが、無国籍通貨として各国の通貨に対して価値を保持したり、ポートフォリオに組み込むことでリスクを抑える効果があります。

株式のみの投資にストレスを抱えているなら、金など別の資産をポートフォリオに入れることを検討してみましょう。

リターンだけを期待してストレスを抱えながら途中で投資をやめてしまうよりも、自分が許容できるリスクとリターンの範囲で、できるだけ長く投資の舞台から退場しないようにすることが大切ですよ。

この記事があなたのお役に立ちますように!

それではまた。

コメント